ほたすけと父のお出掛け日記

お出掛けが趣味の一家の記録です

グリルエフでランチ

ほたすけくんが深夜まで起きていることが多く、休日午前中はバタンキューで寝ているパターンが常になってきました。仕方なく、午前中は買い物がてらどこかへ妻と出かけることが日常に...買い物ついでにこの日訪れたのは五反田の「グリルエフ」さん。五反田に行くたびに思い付いたように行きたいと妻が言っていたのですが、ようやく実現できました。

近くの「ライフ」RAV4くんを停めて歩いて向かい12時近くに到着すると数組行列ができていたのですが、20分くらいで中に通され、後に並んだ方もすぐに入れて12時過ぎたことには行列解消といった感じ。おかげさまでゆっくりと名店の味を堪能できました!カキフライ美味しかったです。

映画「すずめの戸締まり」鑑賞【ネタバレ寸前】

以下、後日の記述ではなく当日の日記です(後日注記)。

先週水曜日に本日10時10分のシアタス調布の回で新海誠作品「すずめの戸締まり」を予約、「君の名は。」でほたすけくんがドはまりして以来、3作すべて劇場で(可能な限り公開から最速で)鑑賞することができたので、その記録です。

なお以降、直接的なネタバレはありませんが、ネタがダダ漏れする記事なっていますのでご了承ください。

 

 

正直言うと、観る前の期待は、「映像音楽で「君の名は。」を超える最高の体験をさせてくれそう」「なぜ日本を北上するのか、どこが選ばれて聖地になるのか(また行こうかな...)」「前回(天気の子)の反省から小さい子供対策はどうなっているか?(明るくなってるかな?)」ぐらいな軽い気持ちでした。もちろん事前のネタバレ記事はすべて避けて鑑賞したわけですが、まったくもって裏切られました...というか、「期待」をぶち壊す作品を目の当たりにして戸惑っているのが正直なところです。

観た後の感想の前に、まだ未鑑賞の方へのメッセージですが(すでにいろいろネットにある情報です)、「3.11東日本大震災」が題材となっており、そこに敏感に反応してしまう方は覚悟してください、心の持ちようによっては、鑑賞を続けられなくなるかもしれません(あれから10年経っているので、もうそんな方はいないという希望はありますが)。

というわけで、数行空けて上記の「戸惑っている」理由と、それを含む今現在の世間の評価感を書きます。大枠の内容にも触れますのでこれから純粋に鑑賞したいという方は、ここで読むのをやめてください。

 

 

 

今までの新海誠作品は(程度の差こそあれ)、「現実とは違う出来事」を前提に、主人公の気持ちが「ぶれながら」、様々な出来事を起こす中で表れる「示唆の連鎖」が最後のカタルシスを生む、「わかる人にはわかる」作品というのがdikの鑑賞ポイントでした。散りばめられたメッセージを探し出し、作り手の想いと巡らせて考察を愉しむことができるか。その想いの一つの要素として「東日本大震災」が出てきたのが「君の名は。」でしたが、それは直接的な描写はされず(作り手は意識したと言っていましたが)、考察のひとつにすぎませんでした。が、今回このdikの軸が見事に破壊されてしまったことが、戸惑いにつながっているようです。

現時点でのネットの感想をざっと見るに、もちろんおおむね高評価ですが、はっきりと「良い」と書かれている点はdikの鑑賞ポイントからすると本質ではなく、いつもの「画像の綺麗さ」「劇伴と主題歌」「キャラクターの魅力」(このレベルの男性キャラクターは新海誠作品でも初登場であり、これから大きな話題を呼びそうな気もします)と、今までなかった感想として「ロードムービー的な触れ合い」といった感じ。さらに今後、「君の名は。」のようなテンポの良さも高評価に加わりそうです(ただ複雑さはそれほどではないので、複数回鑑賞に堪えるかどうかは微妙ですが)。

なのですが、今回劇場で上映が終わった後、満席だった観客がほとんど何も語らず黙って劇場を後にしていく...とても「楽しい映画」を観終わった後のような感じがなかったんです。少し時間をおけばいろいろ感想を話し合えるようになるとは思うのですが、少なくとも劇場を出るくらいまで、しばらくはみんな無口になっていたような。なのでネットの総合評価が「(うん、まあ)良かったよ」であることも納得できます。

あとからいろいろ考えましたが、dikとしては、やはり「現実の出来事」を前提に、(「天気の子」の反省から?)わかりやすいストーリーを「ぶれない」キャラクターが演じ、「誰もがテーマを感じ取れる」映画であることが、新海誠作品に対して考えていた鑑賞ポイントを否定されてしまった、ということが今の戸惑いにつながっているようです。端的にそれを一つ書けば(上記に書いてますからいいですよね)、「3.11」が原因となる事件を主題としていること、それによって誰もが「全体として否定できない」空気感を生んでいるようだ、というのが、dikが本日たどり着いた感想です。

逆に言えば、今回新海誠監督は自ら、エンタメを通して、現実の悲劇を後世に記す最初の重責を担ってしまった、ということになります。「君の名は。」「天気の子」では間接的な影響であり、または連想の世界だった大震災をテーマに置いてしまった。もちろんフィクションですが、現実世界におけるプロットとしては十分あり得る話と納得してしまうこと、新海誠作品の特長であるあまりにも美しい映像と、余儀なく感情移入を促されるRADWIMPS&劇伴チームの作家性が否定を許さない。日本人、そしてあの震災を歴史にとどめておくべきと考える世界中の人に(高低含め)評価されてしまう、ある意味罪深い業をやりきってしまったのだと思い至りました。

ただ「君の名は。」以前の作品を含んで、新海誠作品のdikの評価軸である「映像美」と登場人物の(ちょっとした)言動による「示唆の連鎖」の要素は残されており(到達点に至った=詰め込みすぎの感もあり)、その意味では過去観たすべての日本語の映像作品(「君の名は。」含む新海誠作品も、もちろんそれ以外も含む)と比べて優れていると(現時点では)思っています。あと1回観て、結果を知っている余裕をもって再確認をするまでで今回の鑑賞(ある意味「感傷」)は終了(というかおそらく耐えられない)かと思います。

というわけで、新機軸を作り出したという意味では本作へのdikの評価は「君の名は。」よりも低い(「君の名は。」は以前の新海誠作品と比べてあまりにもいい方向に変わりすぎたことと、ストーリーの複雑性とテンポが最高でした)ですが「天気の子」よりは高く(=つまり全世代老若男女にお勧めできる高評価であるということ)、また新海誠監督が次回作ではどんな新機軸を出してくるかという新たな楽しみが増えた、というのが現時点での結論です。ここだけは現役世代であるほたすけくん(次はどんな作品をつくるんだろう、が漏れ聞こえた感想でした)も同意見でした。

最後に一言だけ。これはネタバレすれすれなので、数行空けて書きます。

 

 

 

マクドナルドで配っている「すずめの戸締まり」の絵本ですが、映画を観た後に読むと涙が止まらなくなります。主題とは全く関係ないですが、この作品のすべてを味わいたければ入手することをお勧めします。

ぎふ信長まつり参加

岐阜の老舗旅館「十八楼」に昨晩深夜に入ったdik一家。前日はほぼ温泉に入って寝ただけですが、朝はゆっくり。この日の用事は事前からメディアに注目されている「ぎふ信長まつり」への参加のみでした。とは言え当選制の観覧席は妻もdikもはずれ、せめて近くで見られればと考えていた感じです。

チェックアウト後に岐阜城公園の観光をホテルの方にしていただけるとのことで、改めて岐阜城跡をゆっくり歩き回り、最後はまだ見ていなかった岐阜大仏にお参り。帰りにまつりの一環で開催されていた弓矢の体験(まさかの命中!)をしたりと午前中をゆったり過ごし、時間近くに徒歩で岐阜駅方面に歩きだしたdik一家。北側の行列の最終地点近くにある市役所付近に行って様子を見ることにしました。

12時頃に「メディアコスモス」に到着し(ちなみにこの時点でも駐車場は空いてました)、いったん最終地点が見える交通規制の北側最終地点(エールぎふ付近)まで行くとまだ人はまばらで、奥の観覧スペースはすでに人でいっぱいの状況を把握。市役所まで戻って軽くベンチでお昼をつまんで、パブリックビューでTV映像を見て、機をみて先ほど行ったポイントに向かって、武者行列の最終地点を眺めることに!人並みは3列くらいで100m先に伊藤さんやキムタクが見える位置で、dikの背であれば肉眼でも確認可能、さらに望遠のA900くんでしっかり捉えることができました。妻もほたすけくんも直接見ることはできずスマホの低解像度でなんとか確認できる感じでしたが、あまり混乱もなく参加できたということで、家族は大満足でした!あとで報道で知った感じでは西側の歩道に陣取れば結構簡単に見えたそうなのですが(たぶんdik一家もその参加もできたはず)、東側の車線に陣取る当選していた方からは印象が悪かったでしょうね...。

十八楼さんの駐車場に歩いて戻り、そのまま帰るには少し時間があったので関市で(旅行支援を使って)ナイフを買ってからマクドナルドで早めの夕食を食べて、一気に帰京しました。天気に恵まれた一泊旅行で、思い出もできて良かったです!

玄蕃尾城~鎌刃城、ついでに長浜市内

翌日岐阜市内で開かれるイベントに参加しようと、「十八楼」という老舗の宿を押さえていた妻。前日は時間があるとのことで、昨年雪の時期に訪問し、100名城スタンプだけ押した鎌刃城と、何度もスタンプを押しに行っても時間の関係で諦めていた玄蕃尾城。その二つを制覇すべく朝早くに新東名をかっ飛ばしたdik一家でした。

余呉湖方面から、この先通行止めの国道を右に逸れて柳ヶ瀬トンネルを抜けた先すぐに右折すると、細いアプローチ道路が続いて数台の駐車可能スペースに至ります。トンネル手前にも登り口があるようですが、こちらの方が楽らしく10時頃から登城を開始しました。

天気はあまり良くなかったですがそこそこ紅葉もみれ、大規模な城郭跡とダイナミックな山並みの景色が魅力、良いハイキングになりました。国境の山城らしいスケールで訪問する価値ありでした!

次の鎌刃城は少しきついらしく妻は長浜市内で過ごしてもらうことにして、天候が回復する中米原まで降りて、以前大雪の中で難儀した旧中山道を行くと結構広い駐車場を発見!高速道路下(鍵がかかっており、自分で解錠して進む必要があります)のトンネルを抜けると登り口に到着。確かに登山でずっと登りですが、ほたすけくんとdikには全く難はなく...一気に展望が開けた郭まで登り切ってしましました。時間的には玄蕃尾城と変わらなかったです...。

そこからいくつも続く郭群に圧倒されながら、合間から見える琵琶湖や彦根方面の景色と、なぜか直前に手に入れた「SPY×FAMILY」のアーモンドチョコのコラボ写真を撮って満足していました(笑)。

長浜に戻ったのは16時ごろ。妻を降ろしたころは少し余裕があるように見えた駐車スポットも、この時間もほぼ満車...一回りしてなんとか中心のコインパーキングに停められました。古い町並みの通りで妻と待ち合わせ、軽く一巡り。関西における一大観光スポットであることを再認識したうえで、以前いった長浜城の目の前まで行って観光終了。どこかで夕食をと考えていたのですが、あっという間に店も終わり、入ろうとしても予約でいっぱいとのこと。仕方なく長浜を出て、鎌刃城の下のとんかつ屋さんで食べてから岐阜市内に夜遅く入ることになりました...良い宿なのに到着が夜になってしまって申し訳なかったです。

ほたすけくんと里帰り

久しぶりにほたすけくんを実家に連れていくことになった文化の日。弟の家族が一人増えたということもあり、初めてほたすけくんと会わせることになりました。少しだけの時間でしたが、写真も撮れて良かったです。

ほたすけくんは徐々に友達と過ごす休日が増えて、しかも来年は三年生ということもありしばらくは帰れないと思います。お出かけそのものも減っていくのかも・・・そろそろブログのタイトルも変更時かなと考えている次第です。

まちだ謎解きゲーム2

以前第一弾をやりきった「まちだ謎解きゲーム」。先日第二弾が出たとのことで、さっそくぽっぽ町田で購入してこの日一日で楽しむことにしていました!が、第一弾は町田駅周辺だったのですが、こちらは結構いろいろ廻らないといけない...まずは(実は前日にdikのみで解いていた)鶴川団地に移動し謎を完了。次に町田駅近辺ということで、ぽっぽ町田にRAV4くんを停めて、妻と別れて歩いてポイントまで移動し完了。やはり松丸くんの「RIDDLER」作成だけあって、他の謎解きゲームよりもやっぱり少し難しめですね・・・。

お昼を「餃子の満州」で食べて、町田リス園エリアに移動。すでにリス園も終わりかけ、薬師池公園も暗くなりかけてましたが、なんとか(ここではdikよりもほたすけくんの方が謎解きが早かった!)クリア。妻は四季彩の杜に移動しており、迎えに行くと雰囲気の良い古代舞踊が...思わず見とれてしまいました。

夕食を食べにグランベリーモールに移動し、鶴間公園の謎を真っ暗の中完了!最後の謎はゆっくりと別の場所でと思ったら意外と簡単でした。移動が大変ですが謎はとてもよくできていて、最後の仕掛け(どんでん返し)も「お見事」!第一弾よりも移動が多く正直やりずらいですが、じっくりやる前提でチャレンジする価値はあるなと思いました。

高岡市内~雨晴海岸~富山市内

高岡に泊まっていたdik一家。と言っても正直用事もなく天気も悪そうで、この日帰れればよい感じ。散歩がてら高岡大仏にお参りしたのち、高岡市内の古い町並みまで移動して、ほたすけくんのみ鋳物の体験で醤油差しを作成(旅行支援を使って)、いい思い出になったようです。

そのまま能登を北上して、妻待望の七尾の「SAYS FARM」に向かったdik一家。レストランは休業でしたがお店はやっていて、ジュースを購入しただけで立ち去りました(苦笑)。途中細い道もあるので、アクセスには要注意です。

氷見市内に降りると豪雨に見舞われそのまま通過、その先で何度も行ってはいい景色が見えない雨晴海岸に再訪し、またリベンジ必須となる雨模様(泣...でも北アルプスの足元は見えました)。いい天気の時に行くことは叶わないようです...。富山環水公園のスタバに寄ってこの旅は終了し、いつもの安房峠を越えて帰宅したdik一家でした...。