ほたすけと父のお出掛け日記

お出掛けが趣味の一家の記録です

赤木城~田丸城~多気北畠氏城館~松阪城、および千枚田と酷道

最近オープンした「ヴィソン」という商業施設を見たいとのことで、三重の奥地に残った百名城も行っておこうと考えたdik。苦行が予想されましたが、朝5時出発にて日帰り弾丸三重ツアーを実行しました。

最初に目指すのは続百名城でも屈指の行きづらさを誇る「赤木城」。天空の城の一つですが知名度がイマイチで、近くの「丸山千枚田」の方が有名なようで。dik一家も昔熊野本宮から(自宅へ!)の帰りの夜道で「こちら千枚田」の標識は見たのですが、何分その時点で真っ暗だったので行くには無理があったわけです。新東名から伊勢湾を通り抜け、まさにヴィソンのあたりから熊野方面へ。尾鷲市あたりの不通区間が開通していて、距離はありましたが最後の細い道を辿ってなんとか10時半に千枚田に到着、そのまま赤木城に11時に到着しました!予想通りの晴天で、竹田城のような強烈な登りもなくあっさり本丸跡へ着きましたが眺めはすばらしい!石垣もしっかり残っていて、見ごたえのある城でした。最初はdik一家のみでしたが続々と観光客がやってきて、やっぱり城ブームが来ていると実感しました。

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12時になってしまいましたが、スタンプはさらに奥へ行った道の駅とのことで、千枚田を再度通過してさらに紀伊半島の山奥へ。昼食を食べる時間がもったいないので饅頭を買って車内で食べながら、次の目的地田丸城へ。こちらは街中のお城で、かなりの部分が中学校になっている平地の中の高台にある城跡。江戸時代まで残っていただけあって石垣も立派で広大、こちらも見ごたえがありました。

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この日はここですでに15時ということで、見学という観点ではすでに難しいと思いつつ、最後の未踏のお城「多気北畠氏城館」に向かってみると...ナビが示したのは国道368号。近付くと道がうねっており、これはただものではないと仁柿峠に突っ込んでみると、こちらもブームになっている酷道そのもの!対向車もそこそこ多かったのですがほとんどが軽自動車で、まさか横浜ナンバーのRAV4が来たとびっくりしていた様子が薄暗い中でもよくわかりました(泣)。路肩が崩れかかっていたり車幅がギリギリだったりでしたが、RAV4の運転性能は十分に高く、家族の不安そうな顔以外は特に問題なく通過できました。でも通過に予想外の時間がかかったことは事実です。

酷道を抜けた先に「北畠氏館」があり(神社の中なのでわかりづらいです)、社務所でお金を払って庭園跡を散策。お城ではなく小さな庭園なのでなぜこれが?と思いましたが...実は上には別の山城が控えているそうで。戦国時代に名をはせた北畠氏ゆかりの地というだけで、ほたすけくんは興味を持っていたようです。とにかく時間が間に合ってよかった!

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時間的には(ナビで設定すると)、松阪城のスタンプの時間にも間に合いそうでしたが、さすがに酷道を戻るのは危険すぎると名松線方面へ迂回して帰ることにしたdik(それでもしばらくは狭い道が続きます)。スタンプの置いてある松阪駅まですっ飛ばして時間20分前に到着して無事ゲット(本城は昔の街並み含めて訪問済みです)し、これで本日の観光は終了!最後に松阪市内の「野崎」というとんかつ屋さんで夕食を食べ、混雑の終わった深夜の新東名で帰宅したdik一家でした。

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気付かれた方も多いと思いますが、当初の目的であった「ヴィソン」には行ってません。酷道に入る直前に横を通ったのですが、ヴィソンから出てくる車が大渋滞で無理と判断しました。人気が落ち着いてから再訪したいですが、よくよく見ると行きたい店はほとんどないそうで...伊勢参りを再度した際に時間あれば、程度で覚えておきます。