ほたすけと父のお出掛け日記

お出掛けが趣味の一家の記録です

竜とそばかすの姫鑑賞

4連休が始まりましたが、ほたすけくんの成績が悪く補講漬けとのこと。朝普通に学校に通ってすぐに解放される日が3日続くことになり、遠出のお出かけは最終日のみとなりました。

というわけで、妻のたっての希望で3日とも近くの喫茶店に陣取りほたすけくんを待ってそのまま出かけるという荒業を使うことに。初日のこの日は13時に調布で評判が良い「竜とそばかすの姫」を見ることにしていました。細田守監督作品は妻もほたすけくんも結構気に入っているようで(特に妻が「おおかみこどもの雨の雪」が好きなのでそれに引きずられてほたすけくんもよく再放送を観てます)、ほたすけくんも表情には出しませんが楽しみにしていた様子でした。ちなみにdikは「時をかける少女」をどこかの映画館で立ち席で観た記憶がありますが、そのあとの作品はあまり好きではない...いわゆる「新海派」の人間でした。そもそもケモノ系キャラクターがダメなんです...。

というわけでほぼ満席の会場で鑑賞したのですが、dikとしては音楽の扱いがとても良く、一見の価値ありの作品ということでそこそこ満足!細田守作品の中では断トツに評価したい作品でした。ただ、結局ストーリーは薄く...観る者の想像に任せる部分が多いのが気になりましたが、もうそれを超越して音楽と映像がすばらしかったです!青春パートはギャグと捉えてほぼ見てませんでした(すみません)。観客も若い女性の割合が多いなと感じましたが(ディズニーかking gnuファンでしょうか?)、ストーリーがネックなのかそれほど盛り上がり切れてない感がありました。一方で世界的な評価が高いのは、毎回新作でいろんな才能を採り入れて作り上げるプロデュース力(新海誠庵野秀明には感じません)にあるのだろうな、と再認識した次第です。

妻もほたすけくんもそこそこの評価でしたが、やっぱり音楽の良さは三人共通の感想。millennium paradeの円盤化をお待ちしております!