ほたすけと父のお出掛け日記

お出掛けが趣味の一家の記録です

「アイの歌声を聴かせて」鑑賞

ほたすけくんと妻は最近「あなたの番です」の話題で持ち切り。もちろん映画も見たいだろうと予定を組むに、dikは別で見たい映画が...満足度98%の評価で話題の「アイの歌声を聴かせて」がまだ上映している日程にて、双方の映画を予約しました。

朝ほたすけくんの学校帰りを捕まえて、そこそこ混雑しているラゾーナ川崎RAV4くんを停め、ほたすけくんと妻を109シネマに放って向かったのがチネチッタ。前日舞台挨拶もあったということで「アイうた」が贔屓にされている様子でサインや制服!もありました。正直興行的には厳しい状況とのこと、そのとおりそこそこ埋まった状態で鑑賞しましたが、見て絶対に損はなしといった内容。伏線回収の流れが秀逸でカタルシスも十分、内容も社会的であり、青春映画の一面もあるので映画好きが盛り上がるのも当然といった感じで、dikも大満足でさっそくサントラCDを取り寄せた次第です。太鳳さんの歌声が綺麗でずっと聴いていたかったです...。

#以下ネタバレありです(軽く)。

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が、不満点もその歌の扱いにあり、最後にもう一回見せ場が欲しかったなと(「歌って」と言っているのに結局エンドロールまで歌ってくれない...ストーリー上は難しそうでしたけど)。また青春群像を描いてしまっているがゆえにスケールがこじんまり、美術的な観点ではあまり語る点がなく(音楽は良いです!)、原作もない(&キャラデザもいい意味で癖がない)ので発火点もなく、ヒットは難しい状況というのも納得でした。が、見る人の満足度が高いというのは間違いなく、名作として残ってほしいと感じた作品でした。

妻とほたすけくん(こちらより1時間長い!)は大満足の様子で、当初の低評価が納得いかない様子でした。こちらは映画好きには嫌われるタイプの作品ですから、好きな人は好きでいいのではと(笑)...興行的にもよさげですし。