この日は友人と松本城行きの約束をしていました（前日まで忘れていたようですが...（笑））。が、天気も持ちそうなので、松本まで行くのであれば付近の山に登ってみようと考えるのがdikの性でして...3年前の紅葉の時期に行った美ヶ原に再訪することにしました。前回は美ヶ原美術館方面から王ヶ頭まで歩きましたが、今回は反対側の天狗の露地側から登って王ヶ頭を目指しました。
以下行程。
8:00自宅発→9:10友人宅付近→9:30練馬IC→12:00天狗の露地駐車場
→12:30王ヶ頭着、13:20発→14:00王ヶ鼻→14:30天狗の露地駐車場
→15:30松本城着、17:00発→松本IC付近の蕎麦屋で夕食、18:30発
→20:30大月IC→22:00友人宅付近→23:00自宅着
事件簿。
-
- 関東平野は空気が霞んでたのですが、上信越道で八風山トンネルへ抜けるとすっかり澄んでいて景色抜群！佐久ICあたりで浅間山があれだけ綺麗に見えたのははじめてかも（笑）。
- 美ヶ原へは東部湯の丸ICからアクセス。が、西に向かうにつれて雲が出てきて、ちょっと不安に。振り返って浅間山方面は全く蔭りがないのに（笑）。美ヶ原林道に繋がる武石峠の道はちょっと狭くて整備されていませんでしたが（しかも対向車が結構多くて運転は疲れました）、徐々に高度を上げていくごとに外気が気持ちよく、峠を越えた先は熊笹の向こうに右側に松本盆地＆安曇野を従えた北アルプス（そのものは雲に隠れてしまってますが）の絶景が広がってました！天気もなんとか持ってくれて、反対側から来たのでは味わえない素晴らしい景色に感動でした。
- 天狗の露地から王ヶ頭までは30分の山登り（100mほどの高度差）。とは言っても先週とは違いかなりの軽装で、雨具も食料もクルマに置いておく始末（笑）。かなり真っ黒の雲が迫ってきたときはちょっと焦りました（結局降りませんでしたが）。美術館方面からのアクセスでは登山道はありませんが、こちらはそこそこ登る必要があり、軽いハイキング気分。この間は上田から浅間山方面が左に広がり、こちらも先ほどの松本方面と違わぬ素晴らしい景観でした。
- 王ヶ頭付近で美ヶ原の全景を望む。そんなに人は居ませんでしたね...。ちょうど雲が出てきて、晴れたらカメラを構えるといった状態でしたが、美しの塔から牛伏山（美術館）方面を遥かに望む牧歌的な情景は感動的です。さらに、牛伏山の背後に浅間山、牧場の向こうに蓼科山が望め、さらには富士山まで見えました！実はかなり風が強かったのですが、再訪して本当によかったと思います。
- さらに、裏手に廻って王ヶ頭のピーク（2,034m）から崖下を望む。台地が王ヶ頭の先で一気に崖となって落ち込んでます。先ほどの牧歌的な雰囲気とは一変し、自然の荒々しさが同居しているのも美ヶ原の特徴。王ヶ鼻方面には、松本市街もちらっと眺められました。
- 王ヶ頭で昼食（と言っても団子二つずつ...（笑））後、王ヶ鼻まで足を伸ばすことに決定。前回は美術館方面から王ヶ頭で引き返したので、今回初めて王ヶ鼻に行ったのですが...王ヶ頭から2kmほど歩いたピークである王ヶ鼻は、眼下に松本市街を一望！正面には北アルプスが聳え立ち、言葉も出ない絶景でした。振り返るとここからも富士が望め、ちょうど天気も晴れ渡り最高の気分でした。時間はちょっと押してましたが（笑）。
- 車道経由で天狗の露地に戻り、本来の目的であった松本城へ。松本へ降りる美ヶ原林道はかなり整備されており、まあまあ走りやすかったですが...高度差約1,300mを一気に降りる道だけあって、ぐにゃぐにゃですね（笑）。カーブの多さも左右に広がる素晴らしい景観も、いろは坂の比ではありません（笑）。
- 松本城はdikは何回も行っているはずですが、デジカメを持つようになってからは初めて（笑）。久々だったので結構新鮮でした。なんとか閉館間際に到着しましたが、ちょっとでも遅れたらやばかった...（笑）。
- 松本IC付近の蕎麦屋で一服した後、中央道経由で一気に上京...が、小仏トンネルから中野トンネルまで20kmの渋滞との表示（しかも八王子まで2時間以上、高井戸まで3時間以上ってぉぃ）にびびったdik、大月ICから国道20号で八王子まで逃げました（笑）。同じことを考えているクルマが多かったのか、上野原や相模湖でかなり混雑し、結局2時間近くかかってしまいましたね...。まぁ高速料金取られなかっただけましですか。関越経由で来ていればこんな苦労もしなかったかも知れませんが、たらればの話ですね。
てな感じで、思ったより帰りが遅くなりましたが、美ヶ原が手軽に行ける絶景ポイントであることを再認識。天候にも恵まれ、松本城から王ヶ鼻を望んだ瞬間はちょっと感動しました（笑）。もうちょっとゆっくり行って、美術館にも行ってみたいですね...（前回も行きそびれた）。
