ほたすけと父のお出掛け日記

お出掛けが趣味の一家の記録です

サクラ紀行2日目

今回の旅行のメインイベントは、憧れだった高遠!ホテルを早朝に出て向かってみました。HPで満開と伝えられており、しかも天気も晴れ、今年最高の日に高遠に行ける幸運が恐ろしくなったり(笑)。
以下行程。

4:30甲府市内ホテル発→5:20諏訪IC→5:50高遠着→6:30駐車場着
→7:00高遠城址公園着→9:00高遠湖畔→9:30薬師堂枝垂れ桜
→10:30高遠さくらホテル→11:00高遠発→12:00諏訪湖SA
→13:00須玉IC→13:30新府城址着、14:30発→15:30みさか桃源郷公園
→16:30河口湖畔→19:30立川市ロイホ→24:30自宅着

出来事。

    • 泊まったロイヤルガーデンホテルはそこそこいいホテルだったんですが、高遠のためなら仕方ないと早朝出発。もっと安いホテルでも良かったような...いろんな意味で(笑)
    • 行きは甲府昭和ICから諏訪ICで降りて、国道152号で杖突峠経由で高遠へ。って、同じ目的の車が何十台も連なって峠を越える状態にびっくり。まだ6時前だよ!しかも全車80km/h平均!さすがのdikのCALDINAでもついていくのがやっとでした...そんなに凄いのか高遠と改めて思いました。あまり見られませんでしたが、国道152号から見下ろす諏訪市方面は絶景でした。今度ゆっくり通りたい道です。地図で見る印象とは違って、意外と道幅も広く運転しやすかったですね。
    • で、あっという間に30km強を通り抜けて高遠到着。通行止めの標識に従って駐車場に入る(おそらく中学校校庭?)も、確か城址公園の周りにも駐車場はあったはずとそのまま抜け出て城址公園方面へ。と、すぐに渋滞にはまりました(泣)。しかも、城址公園のまわりを一周しても満車で停められず、結局ちょっと離れた三峰川沿いの駐車場に駐車。まぁなんとか城址公園まで歩けるところに停められてよかったです。
    • 車から降りると、気温が3度程度の状態。昨日の羊山公園での20度近くと比べたら非常に寒かったです...。20分ほど歩いて(登って)、城址公園に到着。一面の満開の桜に感動!同時に人の多さにも驚嘆。皆さん何時に起きて来てるんですか...、って人のこと全く言えませんが(笑)。早速満開のコヒガンサクラをたたえる日本一の桜名所に北口ゲートから入園。まだ陽があがりきってないので木の下は寒かったですが、有名な桜雲橋や本丸の櫓、そしてまだ残雪の残る中央アルプスを望む白兎橋、堀の池に写る逆さ桜など見所満載。朝ご飯代わりのおでん&じゃがバターを立ったまま食べたりと、2時間強を満喫させてもらいました。もっと居たかったけど...結構寒かったんですよね。
    • で、あったかい方を目指して、南口ゲートから退場、信州高遠美術館のまわりの芝生広場にてひと休憩。広場は城址から伸びてきている微かにピンクがかった桜がキラキラと映えており、なんとも言えず感動。公園の中だと上空をずっと桜に覆われている感じで、光の具合かほとんど真っ白に近いイメージだったので、同じ桜でも横から見ると印象が違ってあたたかみのある感じになるんですね。皆がカメラを向けている理由がよくわかりました。
    • 美術館から高遠湖(ダム)を目指して階段を降り、そのまま白山橋を渡り、さくらホテル方面へ歩くことに。疲れたのでホテルでちょっと休もうと思ってそちらに向かったのですが、橋の上でふと遠くを見やると見事な枝垂桜が。「勝間の枝垂桜」って言うんですかね(現地では「薬師堂のしだれ桜」と書いてありました)、思わずそこまで20分ほど歩いて行ってみました。近付いてもその流麗たる御姿に感動。今年は身延山でしだれ桜を見ていますが、それに劣らず素晴らしい名木でした。満開にはちょっと早かったのかな?が、近くの墓地にある一本桜も含めて、このあたりはどこを見ても桜が見えて、見所は城址公園だけではないなと再認識しました。その後高遠湖畔の桜を鑑賞、そして高遠さくらホテル内で目論見どおりコーヒーでひと休み。さくら祭り期間はずっと満室だそうですが、ランチの時間前だったこともありまだお客さんも少なくゆったりできました。
    • 城址公園の方に戻ろうとしましたが、そちらに向かうための長蛇の行列が目にはいり、しかもそれがピクリとも動かない状態だったので、さすがに退散することにしました。本当に、中がどうなっているのか恐ろしいくらいの混雑でした。で、伊那市方面にCALDINAを走らせて降りていったのですが...高遠目指して渋滞している車列に唖然。最初に途切れる場所まででも5kmくらいは続いていたような気がします。しかも、半分くらいが観光バス。この中の人たちいつ高遠に着くんだろうと心配になりました。渋滞は結局、伊那IC付近まで断続して続いていて...あなおそろしや。朝早く来て本当に良かったと改めて思ったわけで。半端な気持ちでは来れませんね高遠は。
    • 中央道に戻ってもまだ早いので、寄り道しながら帰京することに。諏訪湖ICのモスバーガーで新てりやきバーガーを食べて、須玉ICから新府城址へ。途中で貰った無料誌に、桃の花を望む写真があり、その撮影場所が「新府城址」だったのを見てdikが独断で行ってみたわけですが、ちょうどお祭りをやっていたようで大混雑。運良く駐車場に停められたのですが城の下であり、階段を登ってみると、演歌のカラオケ大会が真っ盛り(笑)。正直興味のない(失礼)dikはその横を通り抜けて、八ヶ岳を望む韮崎桃源郷の風景を満喫。午後にかかっていたので多少霞んでいましたが、逆にそれも春の雰囲気で良かったです。高遠から見上げた中央アルプスは足元に家並みが見えてしまいちょっとだけ興ざめだったのですが、ここは色鮮やかな桃のお花畑。比較は出来ませんが、こちらもなかなかに味がありますね。
    • まだ時間が余っていたので、一般道を通って先月行ったみさか桃源郷公園へ。途中甲府盆地の南端を広域農道で通り抜けていくわけですが、桃の花や一部の桜が見ごろでなかなか楽しいドライブでした。が、桃源郷公園は予想通り(笑)あまり桃の花は見えません...どちらかというと展望所&子供が遊ぶ場所なんですよね。「桃源郷」の中にあることには間違いなく、ここからちょっと離れるとピンクが鮮やかな桃畑が広がっている箇所もあるわけですが。
    • まだ時間が余っていたので(そうか?(笑))、御坂から河口湖方面へ山を超えてみると、河口湖畔も桜が満開!富士山も霞みながらも雲が一切なく、いつかのリベンジ成功です(笑)。日曜の夕方というだけあって人もあまり多くなく、北岸の長崎付近で散策。ちょっと眠かったですけど...今回の旅の締めに「桜と富士山」を見ることが出来てちょっと感動。もうちょっと波が静かだったら逆さ富士も望めましたが、そこまでは高望みというわけで。
    • で、河口湖ICから中央道で帰京するわけですが...予想通り小仏トンネルで「2時間以上」の大渋滞。逃げられないのでそのまま我慢しましたが、なんとかならんのかなぁ...。

というわけで、桜尽くしの二日間、天気にも恵まれ、非常に素晴らしい旅行となりました。代わりにかなり体力的に削られましたが...(苦笑)。