ほたすけと父のお出掛け日記

お出掛けが趣味の一家の記録です

藤子・F・不二雄ミュージアム

昨日オープンしたばかりの「藤子・F・不二雄ミュージアム」。ほたすけ(仮名)はドラえもんが大好きということで、一か月前に妻がローソンで二日目の10時の回を予約していました。10時、12時、14時、16時の4回でそれぞれ500人程度の入場制限ということですが、一度入れば出る時間は自由ということで、10時が一番人気なのは当然。まだ周知が足りなかったのかこの時間が取れて良かったです。
駐車場はなさそうなので、ちょっと離れたコインパーキング(800円上限)にEXIGAくんを停めて、10分ほど歩いて9:50頃に到着。実は数週間前から(徳光さんを見た帰りも)このあたりをブラブラドライブしており、土地勘をつけていたのです。まぁもっと穴場もあるかもしれませんが、9:30時点で大通り付近のコインパーキングは満車でした...。
登戸とのシャトルバス(藤子キャラクターのラッピングバス)を見遣りながら長蛇の列に並び、ようやく10:30頃に入場。1階〜2階は藤子作品の博物館部分となっており、入場者全員に解説が聴けるハンディ端末が配られる...はずが、dikは子供用のものを渡され、すなわちほたすけ(仮名)に奪われるわけで。一部は聴けましたが面倒になってほとんど見るだけの状態。でも3Dのキャラクターで説明される漫画の描き方は、ほたすけ(仮名)も結構喜んでくれました。結局1階には11時ころまで居たのですが、最後の方はすっかりゆったりと見ることが出来たり。うまく鑑賞時間をずらせば有意義に過ごせそうですね。ドラえもんはもちろん、パーマンキテレツ大百科あたりまではdikも少年時代に好きだったアニメなのでちょっと感動してました。
その後、廊下部分を通過し先生の部屋の再現スペースへ。でも中に入れなくて、最上部まで続く蔵書の数々は見上げられずちょっと残念(苦笑)。前日やっていたTVではバカリズムさんがびっくりしてたのに(笑)。
2階はその延長線上で、貴重度がちょっと下がる展示。ほたすけ(仮名)はすっかり飽きてしまった様子。ちょうどその頃に一つの目玉である「ジャイアンの泉」に到着。泉からジャイアン(かなり優しそうな顔ですが)が出てくるという、ドラえもんの話に基づいたアトラクション(?)。出てくるのに小さい子供だとそこそこ時間がかかって大変ですが、なんとかほたすけ(仮名)くんもがんばってもらいました。でもdikはジャイアンがもう出切っているのに「まだまだ」とほたすけ(仮名)急かしたりとちょっと一人でバタバタしましたけど...。
戻って博物館部を抜け、ハンディ端末を返すと今度はプレイングスペース。ドラえもんの形をしたミュージアム限定ガチャガチャや藤子キャラクタのフレームばかりのプリクラで散財を要求され、さらにシアターにてパーマン大活躍のドラえもんとのコラボ映像を鑑賞。dikはパーマンの記憶はほとんどないんですけど、ほたすけ(仮名)もパーマンは知っているようで大興奮。でも3号の声はちょっと無理が...(苦笑)。
3階はミュージアムカフェ(食事処)とはらっぱ(キャラクターがいる外の空間)。シアターの前にもちょっと寄って、実物大ドラえもんがいる「空き地(ドカンだけですけど)」と、「のびたの恐竜」をモチーフにした池、翻って(お化けの)Q太郎がいる撮影スポット(いやこれ普通のカメラじゃいい絵撮れないって(苦笑))...ってこれだけ(苦笑)?芝生も養生中でちょっと興ざめでした。まぁドカンにはちょっと感動しましたが...隠れキャラも少ないし。
で、シアターに入る前にカフェで70分待ちのところを予約していたdik一家。未就学児のみのキッズスペースで時間をつぶし(ちなみにその前の読書スペースはどうも存在が「?」です...カフェ待ちの時間調整のためのものとしか考えられませんけど、それでいいの?)、戻ったところ10分くらいで入場できました!
早速、念願の「小池さんのラーメン」と「暗記パンのフレンチトースト」、さらに「ジャイアンかつ丼」で大満足。量も多かったですが、値段も高かったわけで。小池さんのラーメンはスープが少なくてもなかなかの絶品でした(もやしが多くてほたすけ(仮名)に食べさせるには苦労しましたが)。
で、ここで既に15時半。ほたすけ(仮名)が限界に近付いていたので退散しました...ところでちょうど大雨に遭うdik一家(泣)。ほたすけ(仮名)も寝てしまい、なんとか抱っこして傘を持って10分超を歩くdik、こういうときにはバスがいいとも思いますが...満員だったら更に苦しいわけで、車で来てよかったと再認識。
というわけで、特にカフェを出るときにはその人ごみに辟易した藤子・F・ミュージアムでしたが、ほたすけ(仮名)も楽しかったそうで良かったです。本当はゆっくりと博物館部分を見たかったと思うのですが、まぁ仕方ないですね。意外と男の友人同士や年配の方だけというお客さんも居て、藤子先生が幅広い年代に愛されているんだなぁと再認識しました。でも初日2日間は特に午後遅くの回では入場者が滞留してしまい、かなり混乱した模様。解決はなかなか難しそうですが、熱が冷めるまでしばらくは仕方なさそうですね。
ちなみに、ジブリ美術館と比べると...いや似ているなぁという感じが。シアターもあるし博物館部分もあるし、外のスペースや体験スペースもある。でももう一回来てもらうには少し努力が必要な感じもします。
一つだけ気になったのは、「ネズミは入場できません」というパンフレットの一文(笑)。やっぱりミッキーは入ってくるなということなんでしょうか...じゃなくて(笑)、やっぱりドラえもんが「代表」なんだなぁと再認識したわけで。上に書いた作品以外はdikには思い入れも記憶もないので。そのあたりが、世代だけでなく時間を超えて愛されるジブリ作品群と違うのかなと思いました。