ほたすけと父のお出掛け日記

お出掛けが趣味の一家の記録です

輪島半島巡り〜忍者寺

旅行最終日、この日は金沢市内の「妙立寺」というお寺の予約を取って、それに合わせて能登半島を左回りで廻るという計画でした。朝は「さか本」さんの鶏の声に起こされたdik(笑)、まだ暗い中温泉に入って(昨晩ほど鉄分の匂いはしませんでした)、部屋で音楽を聴きながらガイドを読んで二度寝(苦笑)、その間に妻とほたすけが外に散歩に行ったあとにdikも散歩。朝の里山の雰囲気を味わえてとてもいい経験でした。

「さか本」さんの朝食は8時。もちろん美味しかったのですが、なかなかほたすけの口には合わず...結局半分以上dikが食べてしまいました。9時には出たかったのでバタバタして「さか本」さんをチェックアウト。とてもいい宿でしたが、もっと余裕をもって来たかったです...離れの珈琲ぐらいは飲みたかった!
まずは妻待望のパワースポット「聖域の岬」へ。本当は妻も「ランプの宿」に行きたく、「さか本」と迷ったようなのですが、「聖域の岬」は入場料と比べるとインパクトはイマイチ...。写真で見ると入り込んでくる海が静かなのですが、dik一家が訪れた際は波も荒く、むしろ修験の場といった雰囲気でした。もちろん一見の価値はあります!奥の白い石を拾って戻ってきたdik一家でした。

そのあと本当は映画「さいはてにて」の舞台となった、昨日訪問した「二三味珈琲」の海小屋がある場所に行こうと思っていたのですが、国道からちょっと海に入ったところにあったらしく見事にdikがスルーしてしまい、ゴジラ岩(小さい!)だけ見てから一気に千枚田まで行ってしまいました。時間の関係上戻るわけにはいかず残念でしたが、また来た時に再訪します!

千枚田で軽く田植えを終えたばかりの絶景を見下ろし(緑が少ないのでイマイチ...)、こちらも妻が行きたがっていた輪島へ。と言っても名物の朝市は終了時間で、そもそも前日?お祭りだったのか人がまばらでした...。旧輪島駅の道の駅で軽く観光案内を貰って、朝市通りを一巡りしただけでしたが、パラパラと観光客が来るのはさすがに輪島だと感じました。時間があればお土産を探しても良かったのですが...すでに焦っていました。

ナビで見ると予定の時間を大幅に過ぎてしまうので、二日連続で国道をぶっ飛ばすdik一家。というのもまたしても妻の指定で「トトロ岩」を見たいとのことで、昨日辿った能登自動車道は通れず能登金剛方面に向かう判断。トトロ岩は横から鑑賞して、あとは金沢まで一直線。実はこの日「百万石まつり」をやっていることを後で知ったのですが、目的の「妙立寺」には予約の5分後に到着...断られてしまったようです。dikがEXIGAくんを停めてから合流し、改めて交渉して30分遅れの回でなんとか見られることになって良かったです。

別名忍者寺と呼ばれる「妙立寺」ですが、まるで忍者屋敷のようなからくりが散りばめられ、敵に攻められることを想定した数々の仕掛けに改めてびっくり。実際に使われたことはないとのことでしたが...ほたすけも興味津々で、見られて良かったです。(写真撮影禁止なので中の写真はありません)

そのあと軽くにし茶屋街(以前行ったひがし茶屋街と比べると、規模がとても小さかったです)を見て、今回の旅行は終了。ナビに従い、行きに行かなかった安房峠を越えて、今回は関越経由で25時に帰宅したdik一家。久しぶりに姨捨SAから善光寺平の夜景を眺め、何もない星の王子さまPA(寄居)に立ち寄りましたが、やっぱり金沢は遠かったです...(泣)。でもいい旅行となりました!