ほたすけと父のお出掛け日記

お出掛けが趣味の一家の記録です

千畳敷カール&美ヶ原

久々の家族旅行です。3連休のうちどれか一日ということでしたが、実質中日しか考えていなかったようで。目的地は相変わらず当日決定(笑)。
行程。

3:00自宅発→6:20駒ヶ池臨時駐車場→7:20駒ヶ池バス停より臨時バス乗車
→8:00駒ヶ岳ロープウェイしらび平駅着→8:50駒ヶ岳ロープウェイ乗車
→9:10千畳敷駅着、10:30発→11:30駒ヶ池着(昼食)、12:30発
→14:00美ヶ原高原駐車場着→14:50王ヶ鼻→15:20王ヶ頭
→16:20美ヶ原高原駐車場発→17:00うつくしの湯着(夕食)、18:30発
→22:30自宅着

事件簿。

    • 自宅発は1:00のつもりでしたが、さすがに前日も遅くなってしまったので...。
    • 千畳敷カールはdikも2回目。前回は盛夏でしたから、紅葉の時期は初めて。が、今年最高の人出だったらしく、前に停めた通常の駐車場は6:00時点で既に満車、臨時駐車場前のバス停で定期バスを二本やり過ごした(いつ来るかも分からず寒かったです)後にやってきた臨時バスでようやくロープウェイ方面へ。
    • 前に来たときの印象が薄かったのですが、菅の台バスセンターから駒ヶ根ロープウェイしらび平駅までは非常に細い道(当然、一般車通行止め)。それを通常サイズのバスが行き交っていました。常に無線で連絡しあい、退避箇所で退避したと思うと向こうからバスがやってくる感じ。タクシーも入ってくるので、これで事故や鉢合わせがほとんどないというのは、ある意味素晴らしいシステムかと。
    • 当然、人出はロープウェイ駅(しらび平)でも同様で、バスを降りたところで受け取った整理券は40分待ち。って、この日は結局3時間待ちまでいったそうですが(汗)。dik達の到着した朝8:00でもまだかなり寒く、ちと薄着だったdikはかなり後悔。しかも、ここしらび平の標高はまだ1,662mで、千畳敷は遥かに2,612m。多分当日も最低気温は氷点下...。見上げたらうっすらと雪化粧してるし。
    • 9分間隔でピストン輸送する8:50頃発のロープウェイに乗車。60人の定員一杯、ギュウギュウに詰まった状態で出発。なんとか窓際に手を伸ばせる位置に立てたdikはサブのデジカメFinePixF10から車外をバシャバシャ(ピントがずれたり写り込んだり酷い状態でしたが...致し方ないです)。さすがに紅葉の見頃というだけあって、素晴らしい絶景。黄色と赤絶壁と滝と。更に千畳敷に近付くと紅葉の木々が樹氷になり、車内が大歓声に包まれた瞬間も。
    • 千畳敷では、氷点下に近い気温の中、散策路を一周。残念ながら千畳敷の上(宝剣岳方面)はガスの向こうでしたが(たまに見えたような気もしましたが)、駒ヶ根市方面を見下ろす方向はほぼクリアな眺望カール中程までと伊那前山の山肌も綺麗に見えて、秋と冬が共存した絶景に大感動。本当は家族と一緒でなければ乗越浄土も再訪してみようかと思っていたのですが、どんどん人が登ってきている状況で、この気温に下りのロープウェイ乗車待ちは酷だと考え、さっさと降りることに。それでも数本待ちましたけど...。ロープウェイの降りる際には最後方(山側)に陣取り、山肌&滝をいろいろ撮影してました...が行き同様出来悪し(笑)。
    • しらび平で下山のバスも結構スムーズに乗れ、11:30頃には朝停めた駐車場に到着、隣の駒ヶ池(調整池)の湖畔で昼食。ちょっと風が強く、(浄水用の)噴水の飛沫が飛んできたりもしましたが、晴れていて気持ちよかったです。上の寒さと比べたらまさに天国(笑)。
    • さて、ちょっと急いで降りてきたのは、dikが次の目的地の提案をしたから。前に日記に書いた美ヶ原に母が行きたがっていたので、それほど遠くもないと考えdik運転で向かうことに。駒ヶ根ICからの大混雑を横目に見ながら(これは本当に酷かった...)、塩尻ICまで行って一般道経由で松本市街・浅間温泉(道狭い&急坂)を突き抜け、一気に美ヶ原林道へ。道幅も広く路面は悪くないんですが、根本的にグニャグニャなので両親ともぐったりした状態で、武石峰付近の熊笹の大展望に到着。美ヶ原林道は最後がいいんですよね!
    • 色づき始めのなかなかの景色の中を、さすがにdikも変化が欲しかったので、丁度前に行った行程と逆に廻りました。王ヶ頭へ登る際に敢えて車道から右に外れてみたところ、きちんと登れるか確認が相当先まで行かないとわからなくてちと焦ったりもしましたが(笑)。前回同様の強風でちょっと寒かったですが、王ヶ頭ホテル内のコーヒーが非常に美味しかったです。ちなみに今回の再訪で再発見したのは、前述の逸れた道を辿ることで、王ヶ頭をから見上げられることと、王ヶ頭から諏訪湖が見えること!やっぱり美ヶ原の360度の眺望は伊達ではありませんね。富士山蓼科山八ヶ岳ほぼ綺麗に見えましたが、北アルプスおよび北岳甲斐駒ヶ岳浅間山は雲の向こうでした。先ほど行った木曽駒ヶ岳も見えた...ような(笑)。
    • 駐車場に登山道経由で戻り、駐車場からは、やはり前回同様東部湯の丸IC方面へ。dikの家は中央道より関越道の方が帰りやすいですし、両親とも昔に通ったことのある道だそうで、武石峠の狭い道を経由して上田方面へ降りました。夕方だというのにかなりの数の対向車とすれ違い、前回同様面食らいましたが(苦笑)。ここまで交通量が多ければもう少し整備してもいいのになぁ...。で、しばらく降りたところの「うつくしの湯」で立ち寄り湯&夕食。前回dikがチェックしていた立ち寄り温泉施設で、新しいのか非常に気持ちいい温泉でした。塩化ナトリウム系でちょっと肌がヒリヒリしましたが、体が徐々に温まる感じでよかったです。料理も美味しかったし、人気ルートにあるわけではないのでお勧めはしにくいですが、機会があれば立ち寄る価値はあると思います。
    • 最後、関越道は断続的に渋滞の連続...どうにかしてくれ(笑)。

内容の濃い旅行となりましたが、千畳敷カールの絶景には感動。まぁ晴れてくれれば言うことなかったですが、逆に樹氷は見られなかったかもしれないわけで、これも非常に良い経験でした。どちらにしても、絶対再訪します! >千畳敷