ほたすけと父のお出掛け日記

お出掛けが趣味の一家の記録です

奥鬼怒温泉郷

妻が半年前から行きたがっていた奥鬼怒温泉郷。特に加仁湯がいいと言ってといろいろ調べていたようなのですが、今年中に!と言い出したこともあり、dikは雪深い山奥で行けるのかどうか不安で調べてみるとまだ問題なさそうな雰囲気。時期的にも空いていそうなので、朝3時起きで行ってみることにしました。
4時半に自宅を出て、いつもの東名川崎ICから中央環状経由で矢板ICまで行き、あとは一般道で夫婦渕まで直行という強行軍で9時半に到着。栗山町の道は所々細く曲がりくねっていましたが、今までの酷道に比べれは問題はなかったです。現地も1,000mと超えるわりには予測通りそれほど寒くはなく、夫婦渕の駐車場もそこそこ空きがある状態でした。
そこからは宿泊者は旅館の送迎バスが使えるのですが、我々日帰り客はタクシーか歩くしかない...というより歩くつもりで装備をしてきました。でも夫婦渕って記憶では温泉だったような気がしますが...調べてみると地震の影響で温泉が出なくなったそうで、廃業となったようです。

奥鬼怒遊歩道は夫婦渕から一つ尾根を越える箇所が多少きついですが、あとは鬼怒川沿いにゆったりと登っていくハイキングコース。距離はそれなりにありますが(4km弱)、雪化粧のつり橋やつらら、滝などを見ながら1時間強を歩けばあっさりと八丁の湯に到着してしまいました。四季によって景色は変わると思いますが、冬は奥の雪山葉のなくなった木々の向こうに綺麗に見えて爽快でした!

八丁の湯はスルーして、妻待望の加仁湯まで圧雪路を歩いて(こういう道が一番滑りやすい!)、10時半過ぎに到着。ここでdikが気付いたのが、ほとんどの温泉が混浴(と女性専用)ということ...妻用のタオル持ってきてない!小さなタオルだけ渡して、妻とdik&ほたすけは別行動で加仁湯のバラエティ豊かな(まるで「アトラクション」のよう)温泉を巡った次第です。実際日帰り温泉のお客さんは数組しかおらず、ゆったりと白濁したお湯を堪能(5本の源泉を使っているので実際は透明のお湯もありました)。特に第二露天は正面に柱状節理と滝がダイナミックに広がり、解放感抜群で良かったです!イメージとしては宝川温泉に似ているかなと...こちらの方が格安ですけど。

#今話題(?)の若貴兄弟の手形もありました!
12時を過ぎたので加仁湯のフロントでそばとうどんを食べて、今度は八丁の湯へ。こちらは温泉の規模は小さいのですが、滝のしぶきがかかるくらいのロケーションで、お湯は透明(少し黒め?)に湯の花が舞い踊るまさに「秘湯」の雰囲気。日帰り湯の時間ギリギリだったこともありお客さんが少なく、しばらくは混浴側に妻も勝手に来て入っていました(一人男性客が来たのでそれから退避してしまいました)。こんどはでっかいタオル渡すからね...(後で確認すると、レンタルはあったようです)。

結局14時まで温泉を堪能し、大満足でほぼ雪の解けた奥鬼怒遊歩道夫婦渕に戻って帰宅したdik一家。途中宇都宮のみんみんで餃子を食べ、そのあたりのレイドバトル(ポリゴン...)を済ませてから帰宅しようとナビを起動すると、なぜか常磐道谷和原ICを目指せとのこと。東北道はやはり混んでいたようです...。