ほたすけと父のお出掛け日記

お出掛けが趣味の一家の記録です

八尾〜高岡〜珠洲

旅行二日目、リバーリトリート雅樂倶でゆっくりしていたdik。早朝に温泉に入り、朝食はきちんとホテルで食べて(絶品でした!)、部屋でゆっくり。というのも、お昼もホテル内の「LEVO」というレストランの予約を取っていたのです。

が、ちょっと時間が空きすぎてしまうということもあり、近くの観光地ということで越中八尾に行ってみることを妻に提案されたdik。結局10時にチェックアウトして軽く丘を越えて八尾に行ってみました。
古い街並みが印象的だということで、前に行った近江八幡を想定して行ったのですが、思ったよりも丘の上にありびっくり(最初は駅に行って「???」となってしまいました)。街並みも路上駐車が多く、どちらかというと住民が多いのかなと感じました。博物館前の駐車場にEXIGAくんを停めて30分ほど市内を散策...と言ってもどこも民間の家らしく寄るところがない。土曜日の朝だったからかも知れませんが、どちらかというと観光地というよりは「おわら風の盆」をやる街並みという売り出し方のようでした。

リバーリトリートに戻り、妻が予約していた人気レストラン「LEVO」でランチを堪能。自分たちの泊まっていたすぐ下でこれだけの人気店があるとは思いませんでした...パンも料理もとても美味しかったです!やはり富山は海・山ともに近く食材が豊富、人も豊かなのでこういう高級店が存在するんだなぁと感じました。と言ってもアクセスが良くない場所(その分神通川の景色は素晴らしいです)ということで、まずクルマ社会であることが一番大きいような気もしましたけど...。

13時過ぎまで過ごしてしまい、またしても宿まで直行を余儀なくされたdik一家。でもほたすけのために高岡だけには寄ろうと考え、「おとぎの森公園」だけ立ち寄りました。藤子・F・不二雄さんの故郷ということで、公園にドラえもんの空き地&キャラクターが普通に居る風景を見られるということでしたが、土曜日の夕方だけあって意外と人が居てびっくり。隣のバラ園も綺麗で、近くを北陸新幹線が通る様も見れて良かったかと。ほたすけも大喜びでした!

いよいよ時間が遅くなってしまい、宿の食事の時間が厳しいと判断したdik。ここからは高速道路(と言っても片側一車線)を辿って、能登半島先端の珠洲まで一直線。ナビを設定しても絶望的な時間が出て焦っていました...立山連峰が見られればどこかに寄っても良かったのですが、ラッキーなことに(?)この日は雨がパラパラ降る曇りなので見えませんでした。

が、高速と一般道を乗り継ぐ120kmの間にナビの予想到着時間がどんどん早まり、dik待望の「見附島(軍艦島)」への立ち寄りも、妻希望の「二三味(にざみ)珈琲」&「古川商店」(閉店ギリギリ!)への訪問も出来ました!一度だけ能登先端までレンタカーで来たはずなのですが、記憶に残っているのは「見附島」と能登島の中心を高速並みの高規格道路が通っていることだけ(苦笑)。能登の観光は翌日に取っておいて、この日は既に約束の時間を過ぎている宿「さか本」へ急ぎました。
と、この「さか本」が話題の宿らしく、妻がとても楽しみにしていました。一日三組しか泊まれず、部屋にテレビもなく携帯もつながらないというド田舎かと思いきや、珠洲の市街から山間にちょこっと入ったところにひっそりと建つ一軒宿。とても趣向を凝らした建物らしいのですが、どちらかと言えば地のものの料理を楽しむことがコンセプトらしく、dik一家としても誰にも邪魔にされない感じがとても好み。この日は二組のみで、dik一家と壮年女性3人組。食事の時には一緒に囲炉裏端で食べたのですが、とても凝った和食にびっくりしながら美味しくいただけました!特に蕎麦は美味しかったです(妻もほたすけも下呂の仲佐さんよりも良かったとのこと)!

温泉も二つあるうちの一つしか空いておらず、家族三人でゆったり。ちょっと鉄分の匂いがきつく妻はあまり好きそうではなかったですが(湯船も熱かったし)、奥に竹が見える雰囲気は素晴らしかったです。
dikは以前能登島付近で両親と旅して、(当時流行りだしたインターネットで宿を検索して予約)暑い中民宿に泊まったのですが、蛇口から出てくる塩水に辟易した記憶があります。「さか本」さんも蛇口から鉄分の匂いのする温泉が出てきてびっくり。当時と違って別に飲み物(ペットボトル)があったので問題はなかったですが、ふとその時の苦い記憶を思い出したdikでした...。