ほたすけと父のお出掛け日記

お出掛けが趣味の一家の記録です

田園都市線ダイヤ改正

4月21日、田園都市線ダイヤ改正が行われる旨、この日東急電鉄ニュースリリースに発表がありました。それとは別に混雑緩和策についてのリリースも発表され、先日の新車両投入ニュースとあわせ「数」ではそれなりに田園都市線ユーザにメッセージを込めた姿勢を感じました。
が、内容が...根本的な混雑対策とは言えないものばかり。dikの主張に応える内容はほぼありませんでした。ピーク時間をずらした乗車をしてもらうための各種施策ですが、早朝への通勤時間シフト施策にしても朝7時半頃渋谷着の電車は既にかなりの混雑ですし、そもそも交通手段側の事情で勤務方式を変えてほしいとは、独占企業としての驕りが垣間見えます。これが安倍首相の言う「ワークライフバランス」、もしくは小池都知事が言う「混雑対策」なのでしょうか?もちろんバスと電車兼用なんて該当地区に関係ない人には全く意味がありませんし、大井町線のこれ以上の輸送力増強は連日入場制限を強いられているJR大井町駅京浜東北線ホームの混乱を助長するだけ(大井町線二子玉川〜自由が丘の輸送力強化は必要だと主張していますが、それは自由が丘から先の乗客分散施策が前提と考えます)。乗客を混雑から逃す手段の「多様な選択肢を提供」という観点が出てきている時点で、もう諦めの境地に入っているとしか思えません。
何度でも言います。ホームドア設置や6ドア撤去、新車両増備に使うお金を、あざみ野〜溝の口間の朝・夕方の混雑を解消する根本的な手段のために使ってください。dikの浅はかな考えでは、該当箇所の複々線化しかないと思います。渋谷駅の混雑解消はもう現実的ではないのでしょうから。
そのつもりがないのであれば、たまプラーザ(百貨店奥の元日生社宅跡地でマンション建設してますよね!)はもちろん、南町田再開発などの東急グループによる該当区間以遠の「住民増加」施策の即時停止をしてもらいたいくらいです。さらには、他ディベロッパが推進している宮崎台他の大規模マンション建設も中止を働きかけられませんか?