ほたすけと父のお出掛け日記

お出掛けが趣味の一家の記録です

日比谷〜銀座

昨日遂に飛騨市に行って、「君の名は。」について得られる知識はほぼそろったと判断したdik。今まで都内(新宿まわり)の聖地を制覇し、劇中曲は常にEXIGAの中でBGMも含めて流れて覚えてしまい、TVで連日放送される特集はYouTubeなどで常にチェック。さらに小説をほたすけとdikが読み切ったということで、この週末がチャンスだと考えていました。朝9時に起床し、すぐにiPhoneくんで日比谷の「日劇」の空き具合を検索するに、最初の11:45であれば十分に空きがあることが判明(次回は超満員)。すぐに出発の準備を整え10時には出発していました。
遅れると困るので首都高経由で銀座に飛び、いつものスクエアガーデンにEXIGAくんを停めてちょっと銀ブラ。946名の大劇場に20分前に入り、3回目の「君の名は。」を鑑賞しました。今まで廻ってきた場所の再現性はもちろん、すでに知っているはずのストーリーも改めて感動、聴きなれた音楽も絵がのるとこれだけ感激するのかと、dikもほたすけもちょっとウルウル来てしまいました。もちろん些細な点は相変わらず気になったわけですが、粗さがしをすれば根幹から突っ込みどころ満載なわけで、細かいことはどうでもいいです。あとの楽しみは観る側の補完次第という感じです。今回一つだけ気づいた点として、今までの新海作品の要素はかなり薄まっていることを再認識しました。二回観た後昔の新海誠作品をいろいろ見直したわけですが、クセのある主人公の一人語りや台詞がほぼ無くなり(少しだけ残ってましたけど)、作品全体に漂う重い雰囲気をあまり(特に前半は)感じられない点で、全く違うものだと感じました。背景の綺麗さ、カット割りは通じるものが多いですが、キャラクターデザインを含めとにかく大衆向けに明るく作ってあるんだなと納得させられました。...次はDVDで、何度も見たいです!

そのあと銀座をブラブラ...ニッサンソニーショールームの入った「銀座プレイス」がほたすけのお気に入りで、マクドナルドでの間食を挟んで二度行ってしまいました。さらに妻の念願の「シャネル」ビル屋上で軽くコーヒーを一杯。遠く東京タワーや虎の門ヒルズを眺めてゆっくりしたわけですが、これがまさに「カタワレ時」...あの映画を見たからこそ、目に入る景色と過ぎる時間がいとおしく思えました。これも「君の名は。」効果でしょうか。