ほたすけと父のお出掛け日記

お出掛けが趣味の一家の記録です

田園都市線ガラス破損事故

dikが恐れていた事故がまた一つ起きてしまいました。朝7時48分頃、田園都市線上り清澄白河行き準急が用賀駅に到着する際にドアの窓が突然割れて、該当のドア際に立っていた高校生が頭に軽傷を受けた、とのこと。ちょっと間違えば命にも影響があったかもしれません。もっとも混む時間帯であることは明白ですが、その間は溝の口二子玉川で大量の乗客を大井町線に逃がして多少空いている区間のはず。情報によっては車内でトラブルがあった?という話もあるようですが、いくら屈強の喧嘩一代男だとしても一人の力でヒビが入るほど軟なガラスではないはずで(当該車両8606Fは軟だという話もありますが、であれば以前は当該準急は東急5000系6扉車運用だったはずで、4扉運用にしたために起きた事故とも言えますね!)、ほぼ間違いなく高校生がほかの乗客に押されてガラスが割れた状況と捉えられ、「田園都市線の混雑」が原因と考えていいと思います。
もちろん他路線でもガラスが割れる事故はあったわけですが(大抵は外からの投石や対向車両がバラスト石を弾いたことが原因でしょうけど)、実際に田園都市線にこの時間に乗っている身から言わせてもらえば、ギュウギュウ詰めの中乗客のほとんどは黙って耐えているわけで、いつこんな事故が起こっても仕方ない状態だと思います。遅延の原因が「ドアの引き込まれ対応」と発表されていたりしても、実際は「揺れる車内や駅到着で無理に押されて、靴が脱げた、携帯など手持ちのものを落としたが見付からない」ために現場を捜索するという場面を何度も見ています(「ドア引き込まれ」や「乗客トラブル」だと乗客の責任に転嫁できるので、テンプレとして発表がしやすいのでしょうか。今回も東急発表でもはじめは「お客様同士のトラブルが原因」と言っていたような気がしますが、ニュースを見る感じでは全く乗客トラブルではなさそうに感じます。敢えてデマを流したんですかね)。この状態では少なくとも自分の息子の通学に田園都市線を使わせたいとは全く思いません。前々からdikが主張しているように、ホームドア設置よりも優先して混雑対策をやる必要があるのではないですか?...と思ったら深夜には二子玉川で転落事故が起きてしまうダメっぷりで、ぐうの音も出ませんけど。
最近は文字だけのポスターで「ダイヤ改正。設備改良。警備員増員。それでも発生してしまう遅延時に。」とまるで遅延が自分たちの責任ではないと開き直っている様子もどうも気に入りません。もっと本気で、混雑対策を考えてください、東急さん。