ほたすけと父のお出掛け日記

お出掛けが趣味の一家の記録です

秋保温泉〜みちのく公園

前日から一泊で仙台に泊まったdik一家。前回旅行とあわせて仙台市内はほぼ行きつくしているので、この日はどこかへ観光をすることにしていました。いろいろ検討したのですが、アクティブに遊ぶよりもゆっくりしようと、秋保温泉へ行ってまったりとしようと考え、近々国際会議が開催される「佐勘」という旅館を目指して秋保大滝方面に向かいました。
滝好きのdikがあこがれていた秋保大滝は、名取川の本流にかかる名瀑で、秋保温泉から10km近くを遡った山奥にある駐車場から10分歩けば展望台に辿りつけます。展望台からは50mの落差を感じることは難しいですけど(でも虹がかかっていて綺麗でした。ただベストな滝の姿を眺められる場所には横に数名しか立てず、写真撮影待ちが発生してました)、展望台から滝つぼ近くまで降りてみると滝のしぶきが舞っていて大迫力(dik一家は時間がもったいないので橋のたもとの駐車場まで移動しましたけど...)!でも左岸の坂道でかなり滝に接近できるのですが、岩が滑るので危険です。勇気ある撤退を妻に命じ、dikとほたすけはもちろん挑戦しました...ほたすけの勇姿を写真に撮れたのは良かったですが、dikはハラハラでした。

ちなみに、案内には「日本三名瀑の一つ」と記載があります。一般的には「華厳の滝」「那智の滝」「袋田の滝」だと認知されていますが、東北(特に地元)では袋田の滝ではなく秋保大滝が三名瀑として紹介されているようです。調べてみると同様に富山の称名滝富士宮の白糸の滝など、三名瀑を袋田の滝に取って代わって紹介されていることをdikも改めて認識しましたが、日本三名瀑は「お金を払って入る観爆スポットに大勢の人が見に来る」という共通点があるとすれば、袋田の滝以外に選択の余地がない(どれも決め手に欠ける)のではないかと。ちなみにdikは三名瀑よりも、尾瀬の三条の滝が日本一の滝だと考えております!
そこから秋保温泉に向かって東に向かい、目的の「佐勘」へ。前述のとおり「G7蔵相・中央銀行総裁会議」のメイン会場ということで、過去の「サービスが悪い」といった評判を覆す一流のもてなしにdikも妻も感動。立ち寄り湯扱いで3つの風呂を梯子したわけですが、お風呂の質も景色も最高。最後にラウンジで紅茶を頂いて、優雅なひと時を過ごせました。やっぱり連休の前の週ということもあり、人が少なかったのがdikの狙い通りで良かったです。

そのあと、妻の要望で「アラバキロックフェス」の会場を見ておきたい(どうも宿泊プランが秋保温泉のホテルだったので近いということが分かっていたようで)というので、隣町(川崎?)のみちのく公園にちょっとだけ行ってみることにしたdik一家。15時に到着しましたが、かなりの車が駐車している様に戸惑いながら駐車料金310円と入園料900円を支払って入ってみました(予想外の出費!)。フェス会場の北地区は立ち入り規制中ということもあり、この日は南地区に入って菜の花やチューリップの花畑(&山桜少々)を一通り右回りで鑑賞しました。2時間しかなかったのですが、湖畔の広場(広い!)でほたすけと野球をすることもでき、急遽立ち寄った割には十分楽しめました。でも寄り道にしては体力も時間も予想外に使ってしまい、ここを目的地に来てもいいかなと考えたり...いや距離的に首都圏往復は難しいです!

村田ICに廻って東北道の事故渋滞を避けて常磐道に廻って一気に帰京したdik一家。秋保温泉は泊まりに再訪したいなぁというくらい素晴らしい宿で、街の観光は一切していないのでまた再訪したいと思います。二日間天候にも恵まれ、素晴らしい旅行となりました。もちろん、今度こそ桜は最後になりそうです(苦笑)。