ほたすけと父のお出掛け日記

お出掛けが趣味の一家の記録です

燧ヶ岳再登頂

今週は泊りがけの登山。尾瀬は燧ヶ岳に登るとの計画を立て、いつものJどのと、Jどのの友人のKさんと一緒にdikのCALDINAで早朝に東京を抜け出ました。JどのもKさんも各地で山歩きの経験があり、本格的な登山となる今回の計画に快く賛同いただき、共同で開催ということで(当初は予定していたdikの友人は残念ながら都合がつきませんでしたが)。
以下この日の行程。

3:30自宅発→4:30J氏宅→5:00首都高目黒線→6:00佐野SA
→7:00西那須野塩原IC→8:00山王峠(休憩&食料調達)
→8:45御池駐車場到着
9:00御池(1,520m)→10:30熊沢田代→11:40燧ヶ岳俎粠(三角点所在)
→12:20燧ヶ岳柴安粠(2,356m、東北地方最高峰)着、13:10発
→(長英新道経由)14:40尾瀬沼湖畔分岐着、15:10発
→15:30尾瀬沼ヒュッテ着

事件簿。

    • 前日の仕事を強制的に片付けて、3日連続4時間睡眠で出発。まぁ今日は泊まりだし何とかなるだろうと思っていました。慣れた道だし(笑)。
    • 首都高から東北道は結構混んでました...朝早いのに。やっぱり連休初日だったからでしょうか。
    • 予報は曇り時々雨...だったのですが、山王峠のあたりからまさかの晴れ(嬉)。予報が雨でもJどのと一緒に行くとどこでも晴れるこの不思議な運...今回ばかりはダメかと諦めていましたが。実際のところ、尾瀬は下界よりも晴れる日が結構多いみたいですね。
    • 御池から直接燧ヶ岳登山道へ。dikは3回目の燧ヶ岳アタックですが、前二回は尾瀬沼方面から登っており、御池からは今回が初めて。途中の広沢田代・熊沢田代の景観がすばらしく、登山も決してきつくないということなので、dikが独断で決定しました。
    • 御池から数分歩いたところで燧裏林道との分岐を過ぎると、いきなりの登り勾配。広沢田代まで250mほどを一気に登りつめました。ここが一番きつかったですね...。で、最初の田代(要は湿原)の広沢田代へ出た瞬間は感動。振り返って会津駒ヶ岳方面の眺望は素晴らしかったです。
    • 広沢田代から更に登り、標高2,000m付近にて熊沢田代。木道の白線と燧ヶ岳主峰の絶景が感動的。さらに通り過ぎて振り返るとさらに絶景。尾瀬ヶ原尾瀬沼からの雄大さとは違う、優しい面を見せてくれます。ここまでの苦労が一気に吹き飛びました。標高も相当高く、ちょっと休んでいたら寒くなってしまいましたが...登山はここからが本番。
    • ここから一気に燧ヶ岳主峰へ、低木および数々のを渡りながら俎粠(二等三角点があります)へ登頂。dikの感覚では、このあたりは本当にあっというまでした。御池から2時間40分にて登頂(特に最後は「えっもう頂上?」という感じでした)。でも写真を見てるとやっぱり相当登っているなぁ...高低差800m超、距離にして4.8kmもありますからね。で、山頂からの景色は...雲海。日光連山など2,000mを越える山が雲からひょっこり顔を出している程度で、特に尾瀬沼は完全に雲の中。ちょっと残念でしたが...山頂がガスっていないのは御の字でした。
    • Jどの&Kさんを待って(熊沢田代からdikは先に登ってました)、そのまま燧ヶ岳の最高点を持つもう一つのピーク柴安粠へ。こちらは尾瀬ヶ原が綺麗に見渡せる...はずなのですが、尾瀬沼同様こちらも雲海の下。至仏山も山頂がちらっと見える程度でした。見晴は多少見えましたので、雄大さの一端は見えましたかね?ここで軽く昼食...ちょっと雨が降ってきましたが。
    • あとは今日の宿尾瀬沼ヒュッテを目指し下山するのみ。俎粠に戻り、ミノブチ岳(この時点で俎粠方面は雲の向こうでした)までdikにて案内し、あとは自分のペースで尾瀬沼湖畔まで長英新道を下ることに。長英新道は燧ヶ岳の東側の尾根をダラダラと下る、最も傾斜がゆるやかな登山道で、下りには最適です。前回はナデッ窪経由で降りて酷い目に遭いましたから...さすがに学びましたdik(笑)。5.4kmの長丁場でしたが、霧雨の中泥に足をとられつつ、1時間半程度で下山しました。景観も何もなく、白い世界の中を黙々と降りてきただけなので、正直つまらなかったです(苦笑)。
    • 尾瀬沼湖畔に降りてきたところ(浅湖湿原)にてJどのKさんを30分ほど待って合流した後、本日の宿尾瀬沼ヒュッテへ。尾瀬沼ビジターセンターの隣の大きな山小屋です。チェックインは16時までということだったので、ちょうど良かったですね。
    • お風呂は18時半まで(洗剤使用不可)、食事は17時から(一部セルフサービス)、消灯は21時、部屋にTVなし暖房なし、でもトイレはウォッシュレットという山小屋らしい感じでした。郷に入れば郷に従えとはありますが、車からそのまま登山道に入った我々は時間を潰す道具なるものは持って来てないわけで(といいつつdikはiAUDIOくんと雑誌「山と渓谷」は持ち込んでいたり)、美味しい夕食を頂いた後、お酒が入ったらもう轟沈してましたね。>各位 dikも21時には寝ていました...おやすみなさい。

普通山小屋に泊まる人は翌日に登るスケジュールを立てるのが普通でしょうが、なんとなく天気が好転しそうな予感がdikにあり、御池から登るチャンスもなかなかないだろうということで宿泊日に登ってしまいました(翌日なら尾瀬沼から登るルートしかないですし)。多少雨に祟られましたが、熊沢田代での壮大な景色と山頂からの雲海は感動的でよかったです。
続きは明日...。