ほたすけと父のお出掛け日記

お出掛けが趣味の一家の記録です

時をかける少女

お盆休みの忙しい合間を縫って、映画館へ。dikは実写版も見たことがない(小説も)のですが、友人お勧めもあり、なかなか話題になっているようだったので、テアトル新宿の16:55開始分にて鑑賞してきました。って、どしゃ降りに遭って上から下までぐしょぐしょ、傘は骨が折れてボロボロの状態でしたけど。
感想としては

    • 実写版のオマージュが多い(っぽい)。初めての人には無駄な演出があるなぁと思いました...がそれも魅力の一つでしょうね。ヒロインは当然いまどきで、古さは一切感じませんでした。
    • 壮大な話より箱庭的展開が好きなdikには、かなり好印象のストーリーでした(これ以上は語れない...)。絵柄や伏線にしても細かく指摘すればいろいろあるようですが、全体的にはいい感じにまとまっていたのでは。一言で言えば、青春映画という言葉がぴったりですね。
    • 画面は貞本キャラが生き生きと動き回る感じが良かったです。たまに「あれ?」と思わせるカットもありましたけど、そこそこのレベルでしょう。エヴァの堅い感じを想像していくといい意味で裏切られます。
    • 声優さんは非常に好印象。俳優さんが多いようですが、特にヒロインの仲里依紗さんの一生懸命の演技が爽やかで良かったです。

という感じで、評判どおりの出来に満足です。
で、内容以外の感想。

    • 先々週にかなりの映画館で公開が終わっており、結構どこも満員御礼だった様子。で、現在は東京都内だとテアトル新宿くらいしかまともに上映していないので、この日も大混雑。dikも実は立ち見でした。いい映画はきちんと評価されて、今後も拡大上映されるようですが、...出来ればゆっくりと見たい映画でした。
    • 客層の中心が明らかにdikと同世代。実写版を見た人が懐かしさからもう一度見ているのが多かったのでしょうか?逆に、現役の青春世代は全く見なかったですねぇ。仕上がりはどちらかと言えばもう少し若い人向けのような気がしたんですが...まぁこういう客層が見て昔を懐かしむ(または今一度その感情を想い出す)というのも乙でしょうが(笑)。それとも場所柄?

ま、壁際で地べたに腰を下ろしてよっかかりながら見たので、それほど疲れませんでした。なかなかお勧めの内容ですので、皆様もぜひ。今月下旬以降は渋谷かな?また見に行こうかなぁ。
そういや、FCゲームだけやった記憶が....(笑)。