ほたすけと父のお出掛け日記

お出掛けが趣味の一家の記録です

Prius乗車感想記

先週の旅行で我々が伴侶としたのは、前述の通りTOYOTA Priusくん。JTBでdikが(サプライズのために)手配したのですが、料金は普通のAクラス(カローラなど)とほぼ同等の良心価格。案内には「東北をクリーンに走ろう」とあって、思わず惹かれてしまったわけなのですが(笑)、その実運転した感想はというと...。

    • 起動方法が特殊。最初にトヨタレンタカーのお兄さんに教えてもらいましたが、いわゆる「スタートボタン」形式なんですね。これは最近のコンパクトカーは同じ仕組みなのかな?
    • で、スタートボタンを押すときにブレーキを踏みながらでモーター(+充電状態によってエンジンも)が始動するのですが、...とにかく音がしない。アクセル踏むまで動くのかどうか全くわからない(笑)。前の情報表示(「READY」と書いてあります)を信頼するしか、人の耳や感覚ではわからないほどです。それだけに音楽も響き渡ったり。
    • 車内は、適度に広く高級車並み。見た目は小さいですが、きっちり3ナンバーですし、効率のいいハッチバックなので、荷物スペースも空けた瞬間「広いっ」と思いました。当然、後席も余裕の足元。後席はさすがにリクライニングはしませんでしたが、内装も最高級とはいかないまでも中の上レベルで、過不足ありません。
    • 今のクルマのはやりか、ハンドルにいろいろついています。dikの乗ったPriusくんでは、「情報画面の表示切り替え/オーディオ操作/エアコン操作」ができました。特にエアコンは通常のクルマと違い、情報画面を通して最低二タッチ必要で面倒なので、運転者の操作が快適性に大きくかかわることに。初心者を運転させているときはちょっと面倒かも。あと、dikは音楽にあわせてハンドルを叩く(ぉぃ)クセがあるので、変に叩くとボタンにあたって...以下略(笑)。
    • 運転は、最初こそ慣れないので手探りでしたが、アクセルを踏みこめばモーターの力でかなりの加速。確かに2.5lカークラスの動力性能という評価は伊達じゃないです。踏み込み続けると100km/hを超えそうになるので(今回高速道路は通ってませんよ(笑))止めましたが、130km/hぐらいは平気で走りそうですね。また、シフトもちょっと特殊で、ホームポジションから自分の希望のレンジ(CVT車では標準的な、通常のP/D/Rに加えて、シフトダウンイメージのBですね)に操作し、戻るといった感じ。シフトそのものも小さく最初は戸惑いましたが、意外と使いやすかったです。でもdikは4速シフトを操作することが好きなタイプなので、CVTでの標準的なシフト体系はちょっとつまらないかも。Bレンジは低速でよくききましたね...ノーブレーキで20km/hまで落とせましたし。
    • 燃費は(きちんと計測してはいませんが)30km/lに迫ってました。山登りや最後の追い込みで結構無茶な運転をしたのですが、それにしてもすごい結果。また中央の情報表示に「瞬間燃費の履歴」や「現在の駆動・充電状態」が出せるのですが、その刻一刻と移り行く様は見ているだけで楽しくなりました。でもその画面に気付いたのが遠野だったのはちょっと残念(笑)。前に借りたときは標準がその画面だったので気付いたのですが...ナビもそんなに普及していない時代だったからそれしか表示できなかったんですけどね。

というわけで、べた褒め状態です(笑)。結構走らせましたが、運動性能の潜在能力は引き出せませんでした。CALDINAなら3速でも音をあげると思われる上り坂を難なく登るさま(乗っている人に上り坂と感じさせません...)は、モーターアシストの賜物ですが、新感覚でした。買うにはそれなりのお金が必要なのですが、レンタカーとしてはPriusくんは最適だと思います。機会があれば皆様も是非、ハイブリッドカーで!