ほたすけと父のお出掛け日記

お出掛けが趣味の一家の記録です

感想-ORANGE/彩音

ORANGE(記述時点で画像無し)
最近のお気に入り。彩音さんの安定した歌声も魅力ですが、何より志倉千代丸御大のメランコリックなメロディと泣かせる歌詞が絶品。
タイアップ作品「Memories Off #5」(PS2/KID)の副タイトルである“とぎれたフィルム”という言葉が歌詞の中に溶け込んでいるはご愛嬌として(それもあまりに自然なのである意味感動)、“最終電車が...”で始まるサビなど情感あふれるフレーズが散りばめられ、真面目に鳥肌が立ちます。ちなみにかの伝説のtiarawayが鉄道と縁が深かったと言われることもあわせて想像するに、志倉さんは相当に鉄に通じた方かと(同種の香りが...(笑))。



ちょっと脱線。
志倉千代丸さんはプロデュース作品だけで3枚のCDを出している非常に珍しいプロデューサーさん。見た目若いんですけどね。dikは「オルゴールとピアノと/水樹奈々」あたりから“要チェックのアーティスト”として意識し始めました。その前にも「ためらいびと/かとうあつき」「ふたつの心は/南里侑香」といった曲をフェイバリッドコレクションしていたのですが、後で志倉さん作曲だと知ってびっくり。この方の作品と非常に波長が合うようで、KIDさんのゲームの主題歌は必ず買ってしまう程のファンになってます(笑)。昨年末頃はtiarawayプロデュースで活躍されていたのが印象的でした。この方の「メロディアスな」曲はほとんどお気に入りですが、敢えてひとつあげるとしたら「Can you feel crying alone?/tiaraway」ですかね...。逆にちょっと「萌」が入った曲も創られるのですが、そちらはちょっと苦手かも。
志倉さんは他にも小倉優子さんの歌やNOVAうさぎの曲を手がけたりと手広くやられています。今日もdikの知らないところでいっぱい名曲を創られていることでしょう。追いかける方も大変です(笑)。



B面「ロマンシングストーリー」はちょっと明るめ、勢いがあってなかなかいいです。メロディはどこかで聴いたことのあるような懐かしい感じがちょっとありますね。歌詞にある“このキャストなら...”って部分は何か狙ってます?(笑)
とにもかくにも、各方面へ名曲を提供している志倉節炸裂なので一聴の価値ありです。志倉ファンは絶対に買いでしょう。